指導ガイド
読み物ではなく、当日そのまま使える台本として作っています。ここに沿って進めれば、初回で選手が委縮することはありません。
初回セッションの進め方
子どもにとって、知らない大人と1対1で画面越しに話すのは相当に緊張します。最初の5分は指導しないでください。
- 10-5分
アイスブレイク(指導しない)
好きな選手、応援しているチーム、今のポジションを聞くだけ。プレーの話には入りません。保護者にも一言あいさつを。ここで表情がほぐれるかどうかが、この日の成否を決めます。
- 25-15分
動画を一緒に見る(褒めから)
必ず良かった場面から再生します。「ここ、いいね。なんでこうしたの?」と本人に言葉にさせると、自分で考える回路が動きます。指摘から入ると、以降は防御的になります。
- 315-35分
伸びしろを1つだけ伝える
改善点は必ず1つに絞ります。複数伝えると全部忘れます。「違う」ではなく「こうするともっと良くなる」の形で、理由と一緒に伝えてください。
- 435-45分
今週の宿題を一緒に決める
今週すぐできることを1つだけ。本人に「やってみる」と口に出してもらうと実行率が上がります。次回に必ず確認すると伝えてください。
- 545-50分
その子のベストプレーで締める
最後にもう一度、動画の中で一番良かった場面を一緒に見ます。人は終わり際の印象で全体を記憶します。「またやりたい」で終わらせてください。
保護者が同席している場合は、最後に保護者へも一言を。家庭でどう声をかければよいかを伝えると、継続していただける可能性が大きく上がります。
子どもへの言葉がけ
同じ内容でも、伝え方で受け取られ方は正反対になります。目的は上手にすることであって、正すことではありません。
避けるそれは違う。
使うこうするともっと良くなるよ。
否定から入ると、子どもは「怒られた」と受け取り、以降は挑戦しなくなります。方向を示す言い方に置き換えてください。
避けるすごいね、うまいね。
使う2分14秒の切り返し、体の向きを先に作れていたのが良かった。
曖昧な称賛は届きません。具体的に指摘された成功だけが、再現できる自信になります。
避けるここも、ここも、あと守備も。
使う今日はこれだけ覚えて帰ろう。
改善点を複数挙げると、どれも実行されません。1つに絞ることが最も効果的です。
避ける普通はこうする。
使う君のこの長所を活かすなら、こうする手もあるよ。
一般論は本人の話になりません。その子の特徴に紐づけて伝えてください。
コーチ行動規範
未成年のお子さまを預かる以上、次の項目は例外なくお守りください。違反が確認された場合、アカウントを停止します。
保護者の同席を前提とする
18歳未満の選手とのセッションは、保護者が同席することを前提としています。同席がない場合は、無理に進めず運営にご連絡ください。
連絡はプラットフォーム内で
個人のSNS・電話番号・メールアドレスの交換は行わないでください。選手・保護者を守るためであり、コーチご自身を守るためでもあります。
人格ではなくプレーを扱う
容姿・性格・家庭環境への言及は行いません。指導の対象はあくまでプレーです。
動画は指導目的にのみ使用する
提出された動画の保存・転載・第三者への共有を禁止します。動画は納品後90日で自動的に削除されます。
対応の期限
選手が離脱する最大の理由は、内容の不満ではなく「待たされること」です。次の期限を守ってください。超過すると運営から確認のご連絡をします。
Zoomの参加リンク: 予約と同時に自動で発行
コーチの登録作業はありません。予約が確定すると、選手とコーチの画面に同じリンクが出ます。出ていないときは運営へご連絡ください。
レポートの納品: レッスンから24時間以内
レポートは体験の締めであり、継続するかどうかの判断材料そのものです。時間が空くほど熱量が下がります。
事前のひと言: 動画提出から48時間以内
必須ではありませんが、これがあるかないかで当日の子どもの緊張がまったく違います。ひと言で構いません。